きまぐれにすとのブログ

主に1人旅をするブログです
最初は国内の短期旅、目指すは世界一周

3日間だけの1人旅 1日目(前半)

さて、今日から3日間、1人旅をする。

行き先は決めてない。

とはいえ、寄りたい場所くらいは決めようと思い、朝の30分でちょちょいと決めた。


琵琶湖が見たいなぁ


そう思ったので、方角は滋賀に決定。

ついでに観光地も少し回るつもりだ。


滋賀のブルーメの丘というところに行きたい。

それと余裕があるならMIHOMUSEUMというところにも。

運がいいことにどちらも大体の方角は同じだった。


大阪から電車に乗り、滋賀行きの新快速に乗る。

景色を楽しみながら行こうと思っていた乗車中、前日少し夜更かししたせいか、強烈な眠気が。


気がつくとそこは乗り換えをするはずの草津駅より5つ先の駅、彦根駅だった。


少々唖然としたのち、とりあえず下車。

目的とは違ったものの、これも旅の一環と思い予定変更。


彦根を観光だ。


彦根、ここはいいところだ。

のどかで自然が多い、しかし店が少ないわけでもなく、暮らしやすいところだろう。

蜘蛛がやたら多いことが玉にきずだが…


観光案内所を訪れて地図をもらい、彦根城を目指す。

1キロほど歩くと、彦根城の前に神社があった。

滋賀縣護國神社という名前の神社だ。


神社に無数に吊るされたこの白いもの、それは電球だ。


死者の御霊を表しているのだろうか。

かなりの数があり、夜になるときっとライトアップされてとても綺麗なことだろう。

夜までいられないことがとても残念でならない。


さて、お次は彦根城。

入園料600円を支払い、中へ入る。

するとすぐに階段があった。

ここ最近の運動不足のせいか、なかなかしんどい。

しかし緑が鮮やかで綺麗だ。


階段を登ると、彦根城が見えた。

彦にゃんの看板もあり、ここで写真を取る人が多いようだ。


さて、少し休憩ののちに中へ入ってみる。

中は土足禁止なようで、入り口で係員さんがビニールを配っていた。

これに靴を入れるのか。


彦根城の中は少々狭い。

立派な木造の建造物で、窓からは雄大な自然と琵琶湖が眺めれる。


この彦根城、ざっと見た感じは普通の城なのだが、私には少し気になるところがあった。


階段が急なのだ。

多分、60度くらいはある。

滑って転べば大怪我するかもしれないし、それよりも問題なのはスカートの女性だ。

ミニスカじゃなくても、この急勾配の階段では見えてしまう。

女性がいくのなら必ずズボンを履くようにしよう。


さて、彦根城を見たあとは坂を下り、玄宮園という庭園へ入る。

ここは彦根城への入場切符で入ることができる。

しかし私は彦根城へ向かう少しの道のりでなんと切符を落としてしまっていた。

これでは入れない。

半ば諦めたように受付のお姉さんに相談すると、入っていいと言われた。

なんてラッキーだ。

ダメ元で言ってみるものだ。

ありがとうございますお姉さん、と頭を下げて入園。


綺麗だ。

夏の美しい木々もそうだが、目を引くのは池の方。

緑に濁っている。

しかしそれも嫌な濁り方ではない。

まるでお抹茶がそのまま流れているかのようだった。

加えて遠くに見える彦根城。

騒がしくなく、静かで心地いい。

ゆっくり流れる空気が好きな人には是非オススメの場所だ。



さて、昼も少し過ぎたところで観光はここまでにしよう。

彦根城から少し歩くと城下町があった。

美味しそうな店が沢山ある。

何を食べようか迷い、少しウロウロ。

決めたのは彦根丼なるもの。


近江牛肉の牛すじと赤いこんにゃくが入っていて、それをひつまぶしのようにして食べるみたいだ。


美味しい。

量もそこそこ。

満足だ。


さて、お腹も膨れたし、そろそらブルーメの丘に行こうと思う。


彦根はとてもいい所でした。